日本でお金の教育をしないのは、みんなが預金より投資しなきゃと気づき、銀行に預けているお金を全部おろしたら経済が破綻するから。

嫁さんがインスタで見つけた記事を僕に見せて「これ本当なの?」と聞いてきました。

「ウソだよ。」

なんとなく感覚で答えてしまいましたが、せっかくなのでお金の量について調べてみました。

日本にどれ位のお金があるの?

市場に流通しているお金と呼ばれる紙幣と硬貨は100兆円あります。これとは別に日銀の当座預金に記録されているお金が400兆円あります。これらは実在するという観点からマネタリーベースと呼ばれます。

ここでポイントは紙幣や硬貨以外にもお金が存在しているという事です。

日銀の当座預金というのは銀行や証券会社が日銀に持っている口座で、銀行は貸出する額の一定割合をこの当座預金に預けるというのがルールです。


日銀の当座預金だけむちゃくちゃ増えているwww。

日銀がお金を量をコントロールして国債を買い始めたからですが、説明すると長くなるので割愛します。

実在するお金(マネタリーベース)は500兆円なのに流通しているお金はたったの100兆円。

さらに実在しないお金というのも存在します。

いわゆる借金なのですが、お金=借金ってどういうことって思う方は「信用創造」でググって下さい。じつはそれが約800兆円します。

実在するお金(マネタリーベース)より断然多い。

実在するお金が500兆円。実在しないお金が800兆円。合計1300兆円で日本の経済が動いています。 この1300兆円をマネーストック(M3)と言います。

いったん整理すると。
  • 流通しているお金100兆円
  • 日銀の当座預金に400兆円
  • 信用創造で生まれたお金800兆円
  • 合計1300兆円をマネーストックと言う
これが日本にあるお金の総量。

でっみんなの銀行の預金残高っていくら。
  • 約1000兆円
どんだけ貯金すきやねんwww。

最初の問題に戻りますが、みんなが預金をおろしても経済は破綻しませんが、そもそもみんなが預金を全部おろすことが出来ません。

預金残高は1000兆円なのに、お金は100兆円しか流通してないから。

日銀の当座預金から引き出すにしても、それを元に貸出をしているから出来ない。

とりあえず銀行に長蛇の列ができる。

というより現金ってそんなに必要ない。

最初の疑問に立ち戻りますが、みんなが投資をしなきゃと株を買うなら普通預金の口座から証券会社の口座に数字が移るだけ。不動産買うなら売り主の口座のお金が増えるだけ。

お金は口座から口座に移るだけ。

だから流通してる100兆円で十分。

預金を投資にまわすにしても現金化する人はいない。

つまりみんなが貯金より投資しなきゃと気づき、銀行に預けているお金をおろしても投資するなら口座間で移動するだけだから経済にはまったく支障しない。

ここでいう、みんなは個人だけじゃなく会社も指しているので、なおさら個人のお金だけで経済に支障はでない。

これで嫁さんのインスタ問題には丁寧に回答ができる。みんなも参考にしてみて下さい。

もうちょいお金の話をすると、ホントに経済が破綻すると金融封鎖が起きるかもしれない。そしたら銀行はお金の引出を制限して、お金より物の価値が高くなって、あれよあれよハイパーインフレが(泣)。だから今のうちのドル建ての株を買わなきゃ・・・ていう商品を買うのはやめましょう。

ちなみに、日本の学校でお金の事を教えてくれないのは、国民性だと思います。

お金というのは日本人生にっとって秘め事なんです。セックスと一緒であまり大っぴらに言っちゃいけない。そういう国民性。

あとは学歴と資格に対する偏見。

中卒で小さな会社をしている社長より、大卒の大きな会社で働いている証券マンから教えてもらいたい。そう考える人が多い。

本当は小さな会社の社長から教えてもらう方が、なんぼでも儲かるのにね。

もし今の学校でお金の事を教える事になったら、先生はファイナンシャルプランナーの資格を取らされると思う。

もちろん本末転倒。サーフィンと一緒で勉強した人よりやった人に聞く方が早い。

今のところお金の勉強は自分で先生を見つけてやるしかない。

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