いじめの対処法(種明かし付き)

前の記事でパワハラを指摘したらいじめに変わるという事を書きました。
いじめのベクトルが僕に集中している間はパワハラが弱くなります。いじめの経験からいじめの対処方を紹介します。

いじめの過程を知る。

いじめには段階があります。それを知っておけば「ああ今この段階か」と思えるので少し気が楽になると思います。

最初は同情的な陰口から始まります。
「あいつ、もう終わったな。まだ30代なのに」
かわいそうな奴だとマウントをとってきます。

次は聞こえる陰口になります。

勝手な事して誰が責任とるんですかー。サラリーマンとして失格だね。あー俺も早く帰っていいですかー。

不満を声にして威圧してきます。

言動や行動は次第にエスカレートする。

なんであいつは飲み会にでない。なんであいつは会議にでない。なんであいつだけ幸せそうなんだ。非国民め・・・。

非国民はウソですがそんな感じの雰囲気です。

次に仕事の嫌がらせに入ります。

定例作業に難癖をつけられ、何度もやり直しをさせられ、「お前には任せられない」とより単純な作業を押し付けられます。

単純作業ばかりが数か月続いて、それを「またやり直せ」と言われたところで私はドロップアウトしました。

いや本当に無理。

いじめに終わりは無い。

いじめに終わりはありません。弱ったふりをすれば、いじめが少し弱くなり、戦う姿勢になれば強くなる。永遠に続きます。

ドロップアウトするか、いじめに加担するまで終わらないと思う。

たぶん子供のいじめもそんな感じなんだろうと思いました。

ドロップアウトは必ず限界の前にして下さい。

給料貰っているから。仕事だから。みんな我慢しているから。
⇒そんなの関係ありません。

倒れないとドロップアウトできない雰囲気がある。
⇒ダメです。倒れる前にドロップアウトして下さい。

でも。だって。
⇒自分を傷つけるのに言い訳はいりません。仕事より身体が大切です。

私は休みをとって旅行に行き、その後カウンセリングと精神科の治療を受けました。

きちんと療養をとって、きちんと働く事について考える。それでいいです。

病気を受けとめる。

「適応障害」という診断を受けました。職場の環境に適応できないという病気です。

病気と聞くと、自分が悪いと思うかもしれませんが、それはちがいます。その人にあった働き方が出来ていないというだけで、その人がダメだという訳ではありません。

肉体労働が苦手でケガばかりする。事務仕事が苦手で数字を見ただけでクラクラする。それと同じです。

働き方や働く場所を変えれば必ず健康に働けるようになる。

パワハラやいじめに適応できない私が病気で、パワハラやいじめをする上司や同僚が正常。

そんな馬鹿げた話が成立する世界なら早めに辞めたほうがいい。もちろん矛盾しています。でも世の中は矛盾だらけ。いったん矛盾も一緒に病気を受けとめて次のステップに移ります。

自分がどうしたいのかを決める。

精神科の先生とカウンセラーから、受け流せるように自分が変わるか。転職して環境を変えるか。いずれかでストレスを減らした働き方をしたほうがいいとアドバイスを貰いました。

私もそう思います。

でも私はいじめと戦うという選択をしました。戦えば少しくらい良くなるだろう。そんな希望的観測もありましたが、大企業という属性への未練もあります。

でも一番はパワハラといじめに自分が負けたようで納得が出来なかった。

個人的な事情です。

私は仕事に自信があり誇りがありました。それをパワハラやいじめで踏みにじられたのが許せなかった。

辞める覚悟はできました。それなら辞める前にとことんやってやろう。完全に私のわがままです。自分のわがままに職場を巻き込みます。参考ならないかもしれませんが、いじめと戦ってしまった結末です。

2回戦はいきなり全開。

復職と同時に当時書いていたブログが同僚に見つかってしまいます。


写真は同僚がスマホのスクリーンショットで保存したものです。数十枚ありました。ブログにはサラリーマン以外で稼いでいる事が書いてあります。これが火に油となり、いじめがいきなり全開モードになります。


写真は僕が席を外した時に撮られもの。

突然の席替えがあり両サイドの社員が僕のパソコンを覗いていた。

仕事の進捗や席を外した時間が秒単位で記録されます。記録されたデータを見つけたときは血の気がひきました。ブログは印刷されて隅々までチェックされています。ブログから所有不動産の詳細を調べていました。

「副業しているだろ」と脅されたので「あなた達には関係ない」とつっぱねたら、パソコンを取り上げてウェブの閲覧記録やメールのログまで全部調べられました。

でもいくら調べても僕にギャフンと言わせられない。彼らのストレスは膨れ上がり各方面へのパワハラも全開になります。

いじめの終わり。

パソコンを取り上げられた直後の写真ですが、僕の斜め向いの同僚がパワハラに耐えきれず泣き崩れて別室に連れていかれました。


もぬけの職場で紙と鉛筆だけの私の机。

これがパワハラといじめの現場です。

誰もいなくなったので私が撮影しました。

職場は一色触発の状態でした。後ろからの視線を感じると「殴られるのではないか」と身体がこわばりました。その緊張が同僚へのパワハラにも影響していた。

これまで以上にきつい言葉が同僚や後輩にも使われます。

いいからやれよ。あぁお前もか。飲み会の段取りもできないのかよ。

同僚の鬱が悪化し、後輩からも不安の声が出てきます。そろそろみんな体力の限界。

そして彼らは私の診断書(適応障害)を取り消そうと産業医まで巻き込んだ。

もし診断書を嘘にできれば、私を嘘つきにできる。
そうすればパワハラやいじめもぜんぶ嘘になる。
ぜんぶ嘘になって丸く納まる。

それで終わる。

・・・彼らの目論見は失敗に終わります。

「診断書を取り消そうと策略していること。私はすべて知っています。それでも嘘つきますか」と産業医に連絡を入れました。

こちらには議事録のデータとそれを回覧したメール履歴を押さえている。

いろいろドラマチックな事をやり尽くしたところで最後は「チームの解散」という拍子抜けの幕切れでいじめも終わりです。

同じメンバーで異動の辞令がでましたが、抑えたデータを上司の上司へ報告して私だけ辞令を撤回していただきすべて終わった。

最後に覗いている同僚にむけて書いたメッセージを載せておきます。

パワハラ撲滅の標語の引用です。
紙とえんぴつがあったので「覗くならどうぞ覗いてください」と書いてあげました。
嫌味にとられるだろうけど私も私でまともじゃいられない。

パソコン取り上げられて、覗かれてる事を知りながら、ここまでやったけど、パワハラは無くならなかった。

私がやったのは、いじめを暴走させて、パワハラは悪化させただけだった。自己満足はしたけど、ここまでやる必要は無かったかもしれない。

種明かし。

私は同僚のメールを覗いていました。彼らは全てメールで情報を共有していた。それを私は覗いて、自分を守るデータを押さえて、自分に不利になる行動はしなかった。

知っていたからいじめに耐える事ができた。

私の手元には彼らが作ったいじめの記録があります。上司のメモ、先輩のメモ、写真、監視記録、診断書取り消しの相談記録、メール、ブログ閲覧履歴など。

全部彼らが作ったもの。

彼らは自分たちの行動をきちんと記録にして報告していました。

報告し命令を仰ぎ着実に行動する。「ホウ・レン・ソウ」が完璧。

それを整理して事前に弁護士に相談していた。

それが私の切り札です。

パワハラといじめの処方箋。

パワハラやいじめは日常で簡単に起こります。そして、それをやめさせる事は難しいです。

私はズルをしましたが、それでもパワハラやいじめを受けるストレスは相当なものでした。

パワハラやいじめを受けたら、まずは別の場所で働く事を考えましょう。そして毎日記録して下さい。記録する事で客観的に物事を見る事ができます。

私の場合、オッサンによるオッサンのいじめでした。オッサンがオッサンのブログを熟読し、パソコンを覗いたり、行動を記録しプライベートまで丸裸。オッサンによるオッサンのストーカーです。

「何しとんねん」

そう考えたら少しは気が楽になりました。

そんな風に客観的に見て、受け流す事ができるなら我慢してもいいし。逃げたいなら逃げればいい。

戦う事はあまりおススメしません。もしかしたら暴力事件に発展するかもしれない。それだけは避けてほしい。

どうしても自分のために戦いたいなら、少しだけ慎重に相手の隙を探してみて下さい。相手が大人数の場合は特に慎重に。多少ズルはOKです。違う視点に立てば以外と隙が見つかります。

でも一番は健康で幸せに働ける場所を探す事です。

それを忘れないで下さい。

疲れたら休む。自分を追い詰めない。相手も追い詰めない。逃げ道は必ず作る。

幸せに働ける場所がもっと日本に増えますように。

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